九州大学熱帯農学研究センター Hyakumura lab.

ウェビナー報告(2020年6月1日)

持続可能な木材調達のためのサプライチェーン管理
~リスクフリーな木材製品をエンドユーザーに届けるために~

森林減少・劣化の要因は違法伐採、森林火災、農地転換など様々ですが、林産物である木材を持続的に調達していくためには、そうした要因をリスクと捉え、回避していく必要があります。しかしながら木材の場合、加工度が高くなるについてサプライチェーンは長くなり、その管理の難易度も上がり、川下事業者にとっては大きな課題となっています。

本セミナーでは、サプライチェーン全体で森林減少・劣化のリスクや課題を共有し、サプライチェーンにおける各事業者が、持続可能な森林経営を阻害する環境・社会リスクを適切に回避した製品をエンドユーザーに届けるために、どのようなリスク回避法(デューディリジェンス(DD))が必要なのか、先進的なサプライチェーン管理に取り組む事業者の事例紹介を通して検討しました。

 

【開催概要】
日 時:2020年6月1日(月)13:00~17:00
開催方法:オンライン開催

【プログラム】

<第一部>

■主旨説明 国際環境NGO FoE Japan 三柴淳一

■開会あいさつ 早稲田大学環境総合研究センターW-BRIDGE プロジェクト副代表 岡田 久典

■基調講演 世界が求めるサプライチェーン管理とは?~地球規模の環境危機に対応するために
・株式会社クレアン サステナビリティ・コンサルティンググループ マネジャー 玉沖貴子 様

■各企業のDDの取り組み紹介:川上・川中・川下企業の取り組み
株式会社菅組 代表取締役社長 菅徹夫 様
・株式会社乃村工藝社 事業統括センターオペレーションコントロール統括部第4部部長 加藤悟郎 様
チューモク株式会社 取締役木材製品部長 上田純和 様
株式会社マルホン 第五営業部マネージャー 伊藤丈 様
株式会社中村製材所 代表取締役 中村展章 様
双日株式会社 リテール・生活産業本部林産資源部部長補佐 石川満 様

<第二部>
■ディスカッション
~サプライチェーン全体で適切なDDを普及させるにはどうしたらよいのか

・モデレーター:九州大学熱帯農学研究センター 准教授 百村帝彦
・第一部ご登壇者

■閉会あいさつ 九州大学熱帯農学研究センター 准教授 百村帝彦

【主催】早稲田大学環境総合研究センターW-BRIDGEプロジェクト九州大学熱帯農学研究センター国際環境NGO FoE Japan

 

【協力】 地球・人間環境フォーラムフェアウッド・パートナーズ

 

※本セミナーは早稲田大学環境総合研究センターW-BRIDGEプロジェクト「森林減少ゼロに寄与するサプライチェーン管理と持続可能性に配慮した原料調達の促進」の一環として開催しました。

関連リンク先

過去(2019年12月5日開催)のセミナー「ESG投資でどうなる世界の森林 ~お金の流れが変われば森林減少は止まるのか~」の報告はこちらをご覧ください。

過去(2019年5月22日開催)のセミナー「SDGs時代の木材サプライチェーンの新潮流 ~持続可能な製品市場に対応する木材デューディリジェンスとは?」の報告はこちらをご覧ください。

過去(2018年4月26日開催)のセミナー「ESG時代の責任ある木材調達と製品づくりとは? ~SDGsの達成に向けた木材デューディリジェンスを考える」の報告はこちらをご覧ください。

過去(2017年4月17日開催)のセミナー「世界の違法伐採問題と日本の木材消費:クリーンウッド法の効果的な実施に向けて」の報告です。詳細はこちらをご覧ください。

公表した「木材デューディジェンスガイダンス」ならびに「木材デューディリジェンスハンドブック」はこちらをご覧ください。