グローバルで起こっている地球環境の問題も、ローカルレベルの現場で何が起こっているのかを見てみないと分からないことがたくさんあります。それにはフィールドワークでその現場を自分の目で見て、聞いて、考えていく必要があります。学術研究や政策提言研究がいかに「崇高」であったとしても、現場が原点です。私の研究対象は森林や農地など自然資源です。村落で聞き取りをしたり、森林や農地を観察しても、その景観の意味がなかなか分からないこともあります。しんどいことも多いけど、新しい発見があり、「わかった!」という瞬間があるから、やはり楽しいものです。皆さんにもぜひ、こういったフィールドワークを経験をしてもらいたいと思っています。
修士課程・博士課程の大学院生は、大学院地球社会統合科学府にて募集しています。九州大学以外から受験を希望される方や首都圏や関西圏など遠隔地にお住まいの社会人の方も、お気軽にメール にてお問い合わせください。青年海外協力隊OB/OGやJICA専門家経験者の方も受け入れが可能な場合があります。受験に関する情報はこちらをご覧ください。
「国際開発ジャーナル」誌に記事を掲載していただきました。こちらをご覧ください。
学部生については、共創学部からの受け入れを予定しています。
※:中国からの留学生は、現在受け入れを制限しています。これは中国でのフィールドワークが難しい状況であり、その分野の研究指導が難しいためです。状況が好転すれば受け入れを再開したいと考えています。
自然資源管理、気候変動と森林、環境政策(自然資源に関するもの)、国立公園、生業変化、土地利用変化、村落開発、コミュニティレベルの自然資源管理、違法伐採、エコラベリング(森林認証・フェアトレードなど)、里山管理、生物多様性保全、開発と貧困など.
熱帯アジア(主としてラオス、カンボジア、タイ、ミャンマー、ベトナム、バングラディシュ)、中国、日本
研究テーマ及び研究対象地域については、研究室のメンバーや私がこれまでかかわったものであれば受け入れることができます。これら以外のテーマでも受け入れ可能は場合がありますので、応相談となります。これまでの研究室のメンバーの研究テーマ等の情報は、こちらと下記の地図をご覧ください。