新型コロナウイルス感染症が世界各地で大流行してから約1年が経過しました。この間、世界中の多くの人々に様々な影響を与え、私たちの生活様式も大きく変化しました。新型コロナウィルスの影響による各地の影響も少しずつ分かってきており、アジア諸国の人々の生活への影響についても一部報道されるようになりました。
しかし、熱帯アジア諸国の大学のコミュニティがどのような影響を受けたのか、またそのような中で学生の生活や教員の研究・教育がどのように変化し、どのようコロナと闘っておられたのかについては、まだ十分な情報が得られていない状況です。とくに農林学系の大学では実験、実習、そして農村地域へのフィールドワークもあり、教育・研究の実施には様々な試行錯誤があったと考えられます。
そこで、新型コロナウィルス感染症の流行のもと、熱帯アジア諸国の農林学系大学の教員や学生の生活、教育、研究はどのように変化したのかについて、ベトナム、ラオス、バングラディシュの3か国の大学教員から話題提供をしていただくウェビナーを開催いたします。また近い将来に到達するであろうポストコロナへの道筋についても検討をしたいと考えております。
【開催概要】
日時:2021年3月3日㊌
15:30~17:30 (日本時間)
開催方法:ZOOMによるオンライン開催
参加費:無料
使用言語: 英語
【申込方法】
1.このリンクをクリックしていただき、必要事項をご記入の上お申し込みください。
2.メールアドレスに参加用Zoomリンクをお送り致します
3.ウェビナー当日、リンクをクリックし、ウエビナーにご参加ください
【プログラム】
15:30-15:35 開会のあいさつ
百村帝彦 (九州大学 熱帯農学研センター 准教授)
15:35-16:00 Teaching and Learning at Universities during COVID-19 Pandemic in Vietnam
Prof. Pham Van Cuong (ベトナム国立農業大学 副学長)
16:00-16:25 The impacts of the COVID-19 pandemic on university’s education in Laos
サイカム・ブッタボング (ラオス国立大学林学部 講師)
16:25-16:50 Covid-19 and Bangladesh: Countermeasures from government and university perspectives
カジ・カムラル・イスラム (バングラディシュ農業大学農学部アグロフォレストリー学科 教授)
16:50-17:25 パネルディスカッション
– 新型コロナ感染症で学生の教育にどのような影響があり、学生はどう対応したのか?
– 新型コロナ感染症で教員の研究と教育にはどのような影響があったのか?
17:25-17:30 閉会のあいさつ
緒方一夫(九州大学 熱帯農学研究センター 教授/センター長)
【主催】九州大学熱帯農学研究センター
【後援】 日本熱帯生態学会、日本熱帯農業学会、農学知的支援ネットワーク(あいうえお順)
※本ウェビナーは文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」における「九州大学ウェビナー100」の一環として開催します。
2021年3月2日最終更新