2024年8月23日から9月7日にかけて、SATREPS「アンデス-アマゾンにおける山地森林生態系保全のための統合型森林管理システムモデルの構築」の活動の一環として、南米・ペルーに滞在し、アンデスとアマゾンの移行地区に位置するクスコ州のヤナナティレ地区の森林管理に関する調査を実施しました。
ヤナティレ地区の1小地区にある10のコミュニティの農村を対象に、共有林・牧草の利用や農地の休閑林の利用など、森林管理について話を聞くとともに、大土地所有制度からの土地所有形態の変遷をたどり、現在の土地・森林利用を理解することに努めました。現地には1週間ほど滞在しましたが、これら地域の土地・森林利用が随分と理解することが出来るようになりました。これらの情報が、将来的には森林管理計画などに活かされていくと期待しています。
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