九州大学 熱帯農学研究センター
自然資源管理学研究室(百村研究室)

NEWS

奄美大島でアマミノクロウサギによる農業被害の調査を行いました

学生活動報告

10月中旬、修士課程のChen Lu(チェン・ルー)さんが、奄美大島でアマミノクロウサギによる農業被害に関する調査を行いました。私も数日間同行しました。

今回の調査では、農業関連団体や地方自治体のほか、奄美市などで被害を受けている農家の方々を訪ね、被害の状況やその対策、営農を続けるうえでの課題について、お話を伺いました。雨の中での聞き取りとなった日もありましたが、農家の方々は果樹園を案内しながら、被害の実態や工夫している対策について丁寧に説明してくださいました。

この調査は、チェンさんの修士論文の研究であると同時に、公益信託エスペック地球環境研究・技術基金の助成を受けた研究「世界自然遺産地域における希少種保全と農業の両立」の一環でもあります。今後、聞き取りの結果を整理・分析し、希少種の保全と農業の両立に向けた課題を明らかにしていきます。

ご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

雨の中、農家の方に聞き取りをするチェンさん
果樹園で、農家の方から被害の状況について説明を受ける
幹の根元に金網を巻くなど、農家の方々はさまざまな方法で食害を防ごうとしている
幹に巻かれた波板のガードを確認する

----------------------------------------------