九州大学 熱帯農学研究センター
自然資源管理学研究室(百村研究室)

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ペルー・サンフアンデルオロでの現地調査を実施しました(SATREPS)

活動報告

2026年5月下旬、JST-JICA SATREPS「アンデス―アマゾンにおける山地森林生態系保全のための統合型森林管理システムモデルの構築」(CEFORAAプロジェクト)の現地調査として、ペルー・プーノ県サンフアンデルオロ地区を訪問しました。カウンターパートであるラモリーナ農業大学(UNALM)の研究者とともに、森林被覆や土地利用の調査に加え、地域の主要産業であるコーヒー生産に女性がどのように関わっているかについて聞き取りを行いました。

2日間で、市役所での調整に始まり、各セクターのコーヒー生産者や協同組合の役員、DEVIDA(国家麻薬対策開発委員会)の担当者など、立場の異なる方々からお話を伺いました。コーヒーの収量が気候変動や病害で大きく低下していること、協同組合や認証制度を通じて女性の参加が少しずつ広がってきた一方で課題も残ること、そして土地の名義が女性の経済的な自立に深く関わっていることなど、多くの示唆を得ることができました。

プロジェクトも終盤を迎えています。今回得られたデータの分析を進め、本年秋ごろには調査結果を地域へ還元する報告会を開きたいと考えています。

役所にて事前説明をする
自家製のコーヒーを前に、女性の暮らしと仕事について話を伺うようす
集落の屋外で車座になり、女性生産者を囲んで話を伺う調査チーム