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高校生を対象に「九州大学農学系研究施設体験学習」を実施しました
活動報告
2025年3月7日(金)、熱帯農学研究センターを主催として「九州大学農学系研究施設体験学習」を実施しました.このイベントは高大連携事業の一環として実施し、福岡県立糸島農業高等学校(以下、糸島農業高校)の生徒17名・教員3名が参加されました.伊都キャンパスにて、熱帯農学研究センターと実験生物環境制御センターの教員による講義・演習、ならびに施設見学を行いました。
糸島農業高校は、福岡県内にある3つの農業高校の一つです。農業が盛んな糸島地区にあり、農業を専門的に学び、地域における未来の農畜・食品産業を担う人材を多く輩出しています。
午前は、私と熱帯農学研究センターの濱岡 範光 准教授が講義・演習を行いました。講義では、「熱帯農学研究センターの教育・研究・国際協力」について紹介があった後、「熱帯農村部の人々の暮らし」に関するワークショップ形式の演習を実施しました.また濱岡准教授の講義では、「熱帯農業の国際共創に向けた研究ビジョン」について、身近な農地に関する話題から、熱帯農業の課題や国際共同研究のトピックについて紹介しました。 生徒の皆さんが積極的に意見を出し、自分とは異なる考え方や価値観に触れることができる有意義な時間となりました.講義の後に、熱帯農学研究センターの実験室等を見学しました.その規模の大きさに、驚く生徒も多々見受けられました


午後の部では、濱岡准教授による伊都植物圃場施設の見学を行った後、共同主催機関である実験生物環境制御センターの吉田 敏 教授の講義・演習が行われました.

